モデリズムのはてな

モデリズム・オリジナル企画の解説ページです。「メカトロウィーゴ」他、オリジナルロボットを作っています。

メカトロのゲームちゃん

小さな新作です。

 

「メカトロのゲームちゃん」という名前です。

あらゆるゲームソフトが遊べるスーパーゲームロボット。

ゲーム画面は背面のモニターやTVに電波をビビッと飛ばせるよ。

腕を取り外せばコントローラーになるよ。

アダプターを付ければ懐かしのカセットやMDも再生出来るぞ。

 

といった設定でちっこいロボットのキットを作りました。

今回は3Dプリンター製です。

(樹脂は RESIONE m58 を使用)

販売価格は 2000円 。

2024/02/11のワンダーフェスティバル「5-10-05 モデリズム」ブースで販売します。

 

足を前に回転させ、後ろにスライドする事でお座りポーズも可能です。

 

本体もミニカセットも好きな色で塗って遊んでください。

製品は中央の2体の様なグレー1色です。

 

キット付属のカードに製作法を記述しています。こちらにもUPしておきます。

 

以下、内容が重複しますがもう少し補足しておきます。

 

一見目立たなくても3Dプリンター出力品には細かな積層跡があるので、 400番、600番くらいのヤスリがけのあと、ラッカー系の缶サーフェイサー(クレオスの1000)を吹きました。乾燥後に積層跡など気になった箇所を800番くらいのヤスリで軽く磨いて再度サーフェイサーを吹き下地を仕上げています。

筆塗りや塗膜が厚めの塗料を使う場合はサーフェイサー無しで塗っても大丈夫かもしれません。

 

また、3Dプリント品は「水洗い厳禁」とよく言われますが、今回の樹脂はヤスリがけ後にとサッと洗うくらいなら問題無いと思います。

(数日間水に浸けたあとの経時変化も確認しましたが、脆くなるなどの変化は見られませんでした)

3Dプリント品は通常のレジンキットの様な離型剤は使われていないので、この製品は洗浄無しで塗装や接着も可能です。

素材的には柔軟性があまりなく、それ程丈夫ではありません。

折れる時はパキッといくので、キツい部分は予め削るなどして無理にはめ込まないで下さい。

関節は可動しますが、プラプラくらいの方が安心だと思います。

(破損時の接着は瞬間接着剤が良いと思います)

 

今回はクレオスやガイアノーツのラッカー系塗料で塗りました。

 

顔部分は黒を塗ったあと、ラッカーのクリアー缶スプレーでコートし、つるつるにしてからポスカで目などを塗っています。

はみ出した部分は水をつけた綿棒で拭き取りました。

(黒が艶消しだとポスカが染み込むので綺麗に拭き取るのが難しくなります)

 

ゲームカセット部にはオリジナルの柄シールを貼っています。

(キットにもゲームちゃんに貼る分のシールは付属しています)

 

コンビニ(ローソン、ファミマ)のシールプリントが綺麗かつ耐水性もあって良かったです。

L版200円。ただ、印刷時に寸法が変わる様なので、最初はシールじゃない普通のL版(30円)で印刷し、サイズ確認した上で本番印刷した方が無駄遣いせずに済むと思います。

今回自分が印刷したデータを置いておきますので、保存して自由に使って下さい。

大きい絵柄はファミコンソフトに貼って遊ぶ用です。

(ソフトメーカーによりシール部分のサイズが異なるのでオマケと考えて下さい)

 

↓こちらからデータをUPしてコンビニでプリントを。

(注・コンビニ出力用にサイズ合わせてあるので家庭用プリンター等ではサイズが合いません。家庭用プリンター用のデータも追って用意出来ればと思います)

コンビニプリントの操作時、赤文字部分をご確認下さい。

 

組み立てには小さなネジを使いますが、難しければ本体の前後を木工用ボンドやタミヤのクラフトボンドを少量付けて固定しても良いと思います。

ネジを締め過ぎると樹脂が削れてネジが効かなくなるので注意を。

ネジの加減ちょっと難しいと思います。

自己満足的に入れてる部品なので失敗しても落ち込まないでください。

 

本体の内側を塗ってしまうと噛み合わせがキツくなり、無理に合わせると破損の恐れがあります。なるべく塗らない様にしましょう。

カセットの出っ張りを削っておくと完成後も抜き差し出来ますが、紛失しやすくなるのでご注意を。

足のギミックはキツさや動かし方を何度か確認してから本体を組み立てて下さい。

 

てな感じで、前作に続きのお気軽ロボでした。

 

なるべく多くの方に作って欲しい思いから、価格を抑えたガレージキットを時折り作ってきましたが、長年参加してきたワンフェスの入場料がまた値上がり(2024冬から当日入場券4000円)、もはや気軽に「来てね」と言えない状況になりました。

今後どうしようかなと悩みつつ、自分のオリジナル商品はまた通販などもやっていきますのでTwitterなど時折り見てやって下さい。