2017年11月22日から29日まで。
渋谷スペイン坂にある
「メカトロウィーゴのひみつ展」
が開催されました。
メインビジュアルはスタジオカラーの 林明美 さんによる描き下ろし。
ほのぼのとした情景をやわらかなタッチで描いて頂きました。
この赤い壁のビルを右に曲がると
ギャラリーXの看板があります。
(駅から歩くと死角になります)
今回は珍しく顔出しでモデリズムおじさん登場です。
この通りがスペイン坂。
先に進むと左手にギャラリーXがあります。
イベント初日は平日だったのですが、
会場に着いた時には既に大勢の方が並ばれていました。
驚きと感謝。。
開場後しばらくは入場規制をさせて頂きました。
中に入ると情景師アラーキーこと荒木智さんに作り起こして頂いたジオラマでの
撮影待ちの列、物販購入の列、僕にサインを求めて下さる方の列(恐縮です)と、
3箇所に行列が出来、16時位まではほぼ途切れる事が無かったと思います。
これが14時前の写真で
こちらが19時過ぎ(!)の写真。
びっくりです。人が減っていない!
お仕事帰りの方に立ち寄って頂いた様です。
2日目は祝日でしたが、朝から生憎の雨。
そんな中でも朝から並んでお待ち頂いた方がいらっしゃいました。
有難う。。!
こちらは快晴の土曜日。
連日本当に多くのお客様に来て頂きました。
人が途切れることが全く無かったので、在廊4日のうち
昼ごはん休憩は2日めに一度取りましたが、
後は10時半から18時過ぎ(初日は20時)まで立ちっぱなしで嬉しい悲鳴。
意外と体力あったんだな、自分。
(後日ボロボロでしたけど)
【イベント内容】
では入り口から順に展示&販売物の紹介を。
入り口には会場限定のガチャガチャを設置。
千値練「タイニーメカトロウィーゴ」と
マイムコーポーレーション「アクリルキーホルダー」「缶バッジ」です。
【モデリズム】
入って正面に僕が作ってきたワンオフモデルやレジンキットなど、「メカトロ中部」関連の造形を展示しました。
オリジナル第一弾の「チューブ1号」に始まり
カラーレジンキット版のウィーゴが多数。
(左端以外はレジン成形色のまま)
画面左側がレジンやプラモの彩色物。
右側がウィーゴのバリエーションモデル。
初公開モデルも2体。
ハセガワ新製品の「すぽーつ」「ぱわーあーむ」なども展示。
ウィーゴ以外のオリジナル作品もあります。
奥にチューブ1号。手前に最新作「メカトロチャンク」。
濃いグレーの物は初公開の試作ロボ(2016年春製作)。
これはもうちょっとデザイン整えたいなと。
このゾーンの最後には会場発表の「シンプラー」。
千値練が始める簡単プラモシリーズです。
メカトロウィーゴ(アレンジ版)とメカトロチャンクを製品化予定。
仕様や形状はこれから詰めますが、ウィーゴ9cm,チャンク11cmと、それぞれ現行の35モデルより大きくなる予定です。
【体験型 メカトロウィーゴ ジオラマ】
荒木智さんによる新作ジオラマ。
林明美さんのメインビジュアルを立体化した物です!
駄菓子屋チックな「こばやし商店」(嬉しい)など、細部まで見どころたっぷり。
奥に消えていく道路はトリックアートの様な仕上がり!
ジオラマの詳細とメイキングが荒木さんのブログで紹介されています。必見!
メカトロウィーゴのひみつ展ジオラマー完結編 : 情景師アラーキーの ジオラマでショー
このジオラマに、お客さんがマイウィーゴを持参して記念撮影!
千値練のテリオさんが在廊時には、付きっきりでライティングや撮影を担当。
撮影した写真をその場でプリントアウト。
壁面にどんどん貼られていき、本当に素敵な空間になりました。
【千値練】
モデリズム・ケースの対面には千値練ウィーゴがずらっと。
一番の「映え」撮影ポイントはここかと!
発売済みのモデルから、参考展示されたカラーまで。
ずらっと50体以上あったはず。
会場販売の無彩色版「タイニーメカトロウィーゴ」と、
奥には2018年1月発売予定の彩色版タイニー。
一番奥にはギミック満載・迫力の1/12メカトロウィーゴも。
改めてもの凄い数のウィーゴが製品化されたんだな、、と実感出来るゾーンでした。
【物販】
会場一番奥が物販コーナーでした。
千値練、ハセガワを始め、ユニオンクリエイティブ、アークライトといった、いつもお世話になっているメーカー様。
ダイアモンドヘッド、マイムコーポレーション、パルコからも小物類を多数用意して頂きました。
千値練からは「3周年記念Tシャツ」も。
エディットモードからは「Dot Like メカトロウィーゴTシャツ」
今回の物販、メインはやはりこちらの35メカトロウィーゴ
手前左から反時計回りに「TYO」「そーだ」「あめりか」「ひのまる改」
一気に4色も、、!!
物販の詳細はこちらの千値練ブログをご参照頂ければと思います。
【カスタムショー】
物販コーナーを折り返すと、
アートトイやソフビ作家さんによる
12メカトロウィーゴを使ったカスタムモデルのコーナーが。
海外イベント時に1000toysブースで展示された作品たち。
アメリカ、イギリス、タイ、台湾など、色んな国で展示して頂いた作品です。
カスタム作品の上部壁面にはプロジェクターで映像を流していました。
これは僕がウィーゴをモデリングした初日から完成までをローテーションアニメにした物。初公開でした。
【みんなのメカトロウィーゴ】
年二回ワンフェス会場で開催されている「みんなのメカトロウィーゴ」。
過去の参加作品の中から、十数点をピックアップ。
なるべくバリエーション豊かな展示になる様に選出させて頂きました。
本来なら1点づつ紹介したい素晴らしい作品ばかりです。
「みんなの」展示横には、千社札シール機なんて物もありました。
【1/3メカトロウィーゴ】
最後にして最大の展示物。
会場の外からも背中が見えていて
「何あれ!?」状態。
このイベントの為に千値練から造形屋さんに発注して頂き、
1/3スケールのウィーゴが誕生しました!
左は僕のコスプレをして駆けつけてくれた、ジオラマ製作の荒木智さん。
サービス精神がケタ違いで、いつも本当に助けて頂いています。
(この2点の画像はお客様が撮られた物を使用させて頂きました)
このウィーゴ、お腹のハッチ以外は1/12とほぼ同じくらい可動するんです!
こういった造形物で可動する物ってあまり見た記憶がありません。
せっかくなので僕が在廊してる間は日替わりでポーズ変えていました。
口も開きます。35ウィーゴ危うし。
といった感じで会場をぐるりと一回りして入り口に戻ると、カウンターではドリンクの販売も。
個人的にはホットレモンが嬉しかったです。
物販は本当に沢山のアイテムがありましたが、今回のイベントの図録にもなっている
「メカトロウィーゴのひみつ」本は、是非購入して頂きたかったアイテムです。
チューブ1号から未発表モデルまで、色んなデザイン画や立体の写真。ウィーゴメイキング画像や「みんなの」作品掲載などなど、盛り沢山の内容になっていました。
今後千値練のイベントなどで販売する可能性もありますので、機会がありましたら是非!
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ざっとではありますが、ひみつ展の会場はこんな雰囲気でした。
メカトロウィーゴを扱ったイベントは、今までにも千値練さんに沢山開催して頂いております。
今回も全面的に助けて頂いた、というかほとんどを担って頂いた形です。
奇しくもこのイベント開始日の11/22が、千値練から35メカトロウィーゴのトイが発売されて丁度3周年突入日でした。
この完成品トイの発売のおかげでメカトロウィーゴは色んな方に知って頂ける様になり、少しづつユーザーさんが増え、今の楽しい状況が生まれました。
今は色んなメーカーさんからウィーゴの製品を出して頂いていますが、最初にとても完成度の高い製品を千値練さんが作ってくれたからこそ、現在の拡がりが生まれたと僕は思っています。
「ひみつ展」の様な規模のイベントは、今後なかなか出来ないと思いますが、次は35ウィーゴ発売5周年を迎えられるように(製品が続くように)、僕も色々考えていきます。
みなさん、是非これからもウィーゴで楽しんで下さい!
そのまま愛でるも良し。旅に連れて行くのも良し。カスタムしても良し。
僕は何も否定しません。
それぞれが感じる「楽しい!」遊び方をして頂ければ幸せです。
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Facebook のメカトロウィーゴページにも会場の写真がUPされています。
この記事より綺麗な写真が沢山あります。ぜひご覧ください。
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【おまけ】
ひみつ展最終日の夜、
日本生命プレゼンツ「クリエイターの声明」という番組に出演させて頂きました。
パーソナリティーの松嶋初音さんが「会いたい人」という事で、僕を選んで頂きました。ウィーゴのあれこれを熱心に聞いて頂き嬉しかったです。
期間限定ではありますが、ニコニコのプレミアム会員さまはタイムシフト視聴可能ですので是非。